さつまいもの栽培方法

さつまいもの栽培方法

栽培難易度

★☆☆☆☆
育てやすい!苗が安い!大量収穫!収穫後の保存がきく!私がイチ押しする野菜の一つです。

1.栽培期間

サツマイモの植付は5月上旬~6月末
収穫時期は9月上旬~11月末

2.準備

露地栽培でサツマイモを育てる時は、植え付ける2週間前に苦土石灰100g/㎡・堆肥500g/㎡・草木灰100g/㎡・硫酸カリ10g/㎡を施して良く耕しておきましょう。
輪作の場合は無肥料でも十分に育ちます。
畝は、畝幅60~80㎝、高さは30㎝の高畝を作りましょう。肥料を与えすぎるとつるボケしてイモが大きくなりません。

3.植え付け方法

挿し穂とは苗から出る弦を切り取ったもので、サツマイモはこの挿し穂から育てます。
挿し穂は全長が25~30㎝で、節は7~8、葉が5~7枚付いたもの。葉は厚く広い濃い緑色をしていて、苗全体に勢いがあるものが良い苗です。
弦が細いものや茎や葉が間伸びしている細い苗は悪い苗です。サツマイモは病害虫に強く手間いらずで育つ野菜なので、良い苗を選ぶことが上手に育てるポイントになります。

サツマイモの挿し苗の植え方には、「水平植え」「船底植え」「斜め植え」があります。
サツマイモは茎の節から太い根が出て、その一部が芋になるので2~3節以上が土中に埋まるように植えつけましょう。
「水平植え」は畝と平行に植える植えつけ方、「船底植え」は芋が横向きにつくように土中で茎を船底のようにU字に曲げる植えつけ方、「斜め植え」は3~4節まで畝に差し込んで斜めにするマルチ栽培で使う植え付け方です。
私はマルチを使うので「斜め植え」にしますが、イモが大きくなりすぎて数が取れないので「水平植え」をお勧めします。

また、根が付くまでの一週間程度は毎日水やりし、感想を防ぎます。萎れても生長点が生きていれば問題ありません。

4.手入れ

夏場につるがぐんぐん伸びます。つるの途中に根が出てくるので引っ張り上げます。(つる返し)
その他は特にやることはありません。

5.収穫

秋になったら、とりあえず試し掘りします。まだイモが小さかったらそっと土を戻して待つ。
葉が黄色くなってから・・など諸説ありますが、自分で確かめるのが確実です。
収穫は天気が続いた日にします。湿り気があると、収穫したイモが腐ってしまいます。
洗わず土の付いたまま1日天日に干して乾かします。

6.調理方法、保存方法

収穫したばかりのサツマイモは美味しくありません。
少なくとも1カ月程度、涼しくて暗い場所に保管します。デンプンを糖に変える?
焼き芋屋さんのイモは1年くらい熟成させてあるそうです。

パープルスイートロード等の紫イモは、甘みが少ないためスイートポテト等の加工食品にすることをお勧めします。

さつまいも栽培の注意点

さつまいのも栽培自体は簡単ですが、最大の天敵は「イノシシ」です。
奴らがやってくるとさつまいも畑は壊滅します。2016年は全部やられました。
ネットをかけたくらいでは防御できません。区画を鉄の柵で覆うか、畑の場所を変えるか・・。

私は畑を引っ越しました。

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