栽培難易度
★☆☆☆☆
育てやすい!苗が安い!大量収穫!収穫後の保存がきく!私がイチ押しする野菜の一つです。
1.栽培期間
植付は5月上旬~6月
収穫時期は7月下旬~10月上旬
2.準備
苦土石灰、たい肥、化成肥料を全面施肥します。つるボケを防止するため肥料は少なめで問題ありません。
私は黒マルチを使い、雑草を予防します。
狭い畑を有効に活用するため、いつも空中栽培をします。
100円ショップで2.1mの園芸用支柱を大量購入し、棚をくみ上げます。
その際、支柱の連結には専用の金具を使うことをお勧めします。麻ひもでの固定と比べ、作業効率が格段に上がります。
※2017年は台風により棚が壊滅しました。姫とうがんといえども1つ2kg、10個も実が付けば20kgとなります。
親つるを摘心するとよいそうですが、私の場合、何もしなくても大量に実を付けました。
3.植え付け方法
園芸店で苗を購入します。
種から作るのもよいと思いますが、少ない株で大量に収穫できるので私はいつも2株苗を購入し育てています。
植え付け穴に水を入れることを忘れないようにしましょう。
4.手入れ
人工授粉すると着果率が上がりますが、マル蜂やミツバチがせっせと受粉してくれます。
つるが伸びすぎるので、定期的に剪定します。
姫とうがんといえども1つ2kg、10個も実が付けば20kgとなります。
台風で倒されると、隣で栽培している作物も壊滅します。また、
姫とうがんは倒れても生長し続け、沢山のスペースが必要になってしまいます。
5.収穫
開花から1カ月ほどで収穫できます。
姫とうがんは表面が白くならないものが多いため、大きさで判断して問題ありません。
6.調理方法、保存方法
涼しい場所に保存すれば長期間保存できます。冬までもつという「冬瓜」の通り。
タネ、ワタを取り、面取りして下茹ですれば、なんにでも使えます。
あんかけ、豚バラと煮込み、みそ汁などなど。
とうがんレシピのサイトを見つけました。
冬瓜(とうがん)は皮もワタも実もぜーんぶ使える!夏こそ食べたい冬瓜料理の作り方
トウガンは昔からダイエットや、糖尿病、高血圧、腎臓病をはじめとするさまざまな病気の改善に役立つことで知られています。
手がかからず、たくさん収穫できて、貯蔵性抜群、体に良い野菜。作ってみることをお勧めします。
2019年 栽培記録
5/12 玉ねぎを収穫し、空いたうねに今年もミニとうがんを植えました。
5/18 あまり変わりないです。
6/1 ツルが伸びてきました。伸び始めると一気に大きくなりますので、早く棚を設置する必要があります。
6/16 先週ネットを張る予定だったが雨で延期していました。本日やっと設置完了。ツルが四方に伸びていたため誘引しました。2株とも元気です。
7/13 旅行やら雨やらであまり畑に行けませんでした。久しぶりに見に行くと、たくさんの実がついています。やはりとうがんは強い!念のため追肥してきました。
7/28 畑は雑草がすごい!姫とうがんの棚の周りもボーボーです。雑草取りをし、2つほど収穫しました。姫とうがんは表面に細いとげがあり、作業用手袋で持たないとチクチクして持っていられないので注意ください。
収穫した1個をピクルスにしてみました。ウリ科なので美味しいと思われますが、どうでしょうか。
8/3 先週作ったピクルスは好評でした。やはりウリ科です。漬物に向いています。真夏日が続いていますが、姫とうがんは元気いっぱい。まだまだ雌花を咲かせています。
8/17 まだまだ実がつきます。
9/15 台風に備え、5個ほど収穫しました。
9/21 枯れてきました。もうすぐ終わりでしょうか。
9/28 そろそろ片付けの時期でしょうか。
10/5 届くところを収穫しました。
10/20 片付けました。初めて台風にも耐え、長い間楽しませてくれました。来年も育てたいと思います。