【夏季限定】厄除氷(やくよけごおり)で厄払い 静岡 袋井 法多山(はったさん)

【夏季限定】厄除氷(やくよけごおり)で厄払い 静岡 袋井 法多山(はったさん)

厄除けでは静岡県で一番有名な法多山で「厄除氷(やくよけごおり)」なるものがあると聞き、試しに行ってきました。

法多山とは

およそ1290年ほど昔、神亀2年(725年)聖武天皇の勅(みことのり)により行基上人が開山した高野山真言宗別格本山である法多山は、勅願定額寺の列に偶せられ、朝廷、武将の篤信を授け信仰、文化の殿堂として栄えています。
略縁起
法多山は、寺号を尊永寺と称する、高野山真言宗の別格本山です。本尊正観世音菩薩は厄除開運のご利益に霊験あらたかであるとして、古来より俗に厄除観音と呼ばれております。神亀二年(七二五)、聖武天皇の勅命を受けた行基上人が大悲観音応臨の聖地をこの地に探し求め、自ら刻んだ本尊正観世音菩薩を安置したのが縁起といわれています。本尊の霊徳は遠く京都に及び、白河、後白河天皇の勅願あつく定額寺の列に加えられていました。その後今川、豊臣、徳川等武将の信仰を得て、特に慶長七年(一六〇二)、徳川家康公より五万石の格式を以って遇せられ、一山十二坊の法燈が栄えましたが、明治維新に朱印地返還、十二坊を廃して総号尊永寺と改め今日に至りました。

http://www.hattasan.or.jp/

お寺の地図

駐車場から10分ほど歩くと、本堂に着きます。木々が茂り、もののけ姫のような世界。

なぜかわかりませんが、風鈴がたくさんかかっていました。夏だからかな。

連続した鳥居。

厄除けだんご

法多山といえば「厄除けだんご」というほどに有名です。
小さい四角いだんごの上にあんこがのっている非常にシンプルな食べ物です。一皿200円ほどで、休憩所のお茶は飲み放題。
すごく美味しいわけではありませんが、いたって普通のだんごです。

百五十年の余を超えて
将軍様に名付けられ
今の世に続く
「団子(だんご)」の物語
江戸時代には、毎年正月に幕府の武運長久、天下泰平、五穀成就の祈祷を奉修し、祈祷ご符と当地名産品を献上する習わしがありました。十三代将軍家定の頃(1854)に、門前に住する寺士 八左エ門の発案による観世音名物団子が登城の土産に添えられ将軍家より「くし団子」と御命名を賜り、以来150年以上一般参拝客に愛され、俗に法多山名物【厄除団子】として、今も広く親しまれています。

厄除氷(やくよけごおり)

そして、お目当ての「厄除氷(やくよけごおり)」。

1つ500円。厄除けだんごの上に抹茶かき氷がのっています。普通に美味しかったですよ。
氷が斜めで、食べる前にこぼれてしまった・・。厄を落としきれたか心配です。

生活関連カテゴリの最新記事